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な​つ​い​ろ​直​行​便

from 雛​見​沢​DAM by DAM-T

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lyrics

騒々しすぎる都会の昼 三歩、歩けば隣のビル
どっかで見たような (見てないような) 記憶は他人の空似と知る
んー、僕には地図も無い 導きある女神のキスも無い
ただ流行に呑まれた街をふらりと気ままに歩いて夢を見るのさ
笑い声さえも雑踏にのまれて緑は蝉の合唱
何故、こんなにも単調な青色に身を任せ歌うのでしょう
ソーダ味のアイスキャンディーの刺激が夏への接続端子
終わらないで欲しいのさ 空へとばらまくビート板


夏休みへ向かって漕ぎ出すオール ひぐらしの声はまだ遠く
ハイビスカスの香りに満たされた教室を後にするも忘れ物
すでに廊下は静寂を刻み 周りを見回しても誰もいない
水道の蛇口から零れる滴が僕の耳を誘うだけ
夏の学校 あの席に座ればあの娘の見ていた景色が見える
とはいえど臆病な僕は もう一度 自分の席に座るのさ
銀の色した水面の反射が黄金に近づくに連れだんだん
全てを吸い込み時間の凪ぐ頃 寂しさに燃え立つ鼓動


夏草の線路 踏み切りの小径 毎日歩いて見慣れた光景
触れてみては繰り返し波を打つ河川で脱ぎ捨てた靴
直に感じる大地の体温 何もかもが生きている証拠
花壇の脇に捨てられた如雨露 ベトベトさん、お先にどうぞ
何ならご一緒しませんか? 私は真夏の冒険家
書物で調べた夏恋歌をこの目で眺めてみませんか?
私の知らない景色を見せて あなたを彩るレシピの全て
振り返ることはもうあるまい 同じ夏は二度と来ない


何もしないまま 終わるのが嫌だから早起きしよう
海が近いから 自転車にラジカセを乗せて走ろう
電池が切れても鳴る音楽に 僕らは少し困惑し
サンダルの砂を払うことはない 靴の紐だって解かない

credits

from 雛​見​沢​DAM, released August 17, 2007
Produced by DAM-T

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