1. |
Resurrection
01:53
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2. |
Gladiolus
02:51
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[dam-t]
太陽よりも月の光が残酷な1シーンを照らしだす
全て剥ぎ取り覗き込むカウンセラーみたく
術中に嵌ってしまった状況に気付いてることが
十中八九、マインドコントロールの前段階
一方通行のエスカレーターに乗せられた
マリオネット達の展覧会と化した会場
結果より過程を重んじる余りに眼鏡を架けて暈した回答
猫被ったロマンチストが置き忘れた腕時計と
ラストチャンスに限りなく近いロケーション
4年後に後悔したってもう遅ぇよ
自分の意思とは無関係にハイスピードで過ぎ去って
変わることなく繰り返す日々との葛藤
その不恰好さゆえに生まれたある意味崇高なる軌跡を、I still...
[hack]
有機物と有機物の衝突が産み出すbreakbeatsは今日も夜を彷徨う
白日に見た影も今私と一体化 奇怪な色彩画達の演奏会
眼を閉じ身を投じろ 未だ後遺症に成り兼ねない形無き芸術の下で
死刑囚の如く御託さえも却下されるような情け無用な扱いが快感さ
冷やかされる毎晩が待ち遠しい 愛おしくなればなるほどに日没を乞う
ハリボテの感情を紐解くと白と黒に暈けた非情のクローンによる
机上の空論が犇く欲望の塊 新しい陽が昇ることすらも躊躇う
朝焼けに染まる空は眩しく 微笑を浮かべる光を横目にI still...
[dam-t]
4000万×30億分の一の生存レース デートコースは日付変更線上を
綱渡りするような未だ嘗て成功例の無い科学実験の迷走の末
この孤独を夜に例えよう 今宵は月も見えぬ曇り空であろう
何より最も原始的な単純作業を目の前にして俺はまださ迷う
[dam-t]
覚醒のきっかけは45回転、2周目に差し掛かったダイヤの秒針
知らず知らず海に飛び込んだ 溺れた 欺瞞の過剰摂取による苦痛を覚えた
中枢神経ぶっ壊し打ち込んだ楔 執着ともいえるストイックさに酔うような暮らし
その蓋を開けると真っ黒な旋律を奏でるミュージックボックス
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3. |
Blue Regret
03:42
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4. |
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5. |
Hip Hop Junkies
03:29
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[dam-t]
火照った体すべりだす 細胞の中に常にある
わかるやつにはわかるはず 自然に踊りだす
RockするのさB-BOYイズム 拡大感染するウイルス
踏み荒らしすぎてピントずれたリズム刻む韻とステップ
世界共通HIPHOP イカれたLuv sic for U
音の波にもまれ遠くまで 飛ばせ思いのひとかけら
パンチライン吐き出すボクサー またはビートを調理するコックさん
火傷しちまったパンチドランカー ドクター、処方箋はないのかい?
まだまだ遊び足りない 大火傷したってまるで懲りない
そんなやつが集まる これがアルカロイド中毒症状
[hack/dam-t]
生きる1個目の理由は初期衝動 2個目は中毒症状
[hook]
Funk, Jazz, Soul, Music!
そこから一歩踏み出す勇気
どんな音楽よりも羽ばたく自由に
We are Hip Hop Junkies!
[hack]
食っては消費 価値有るか? 産み出すのは商品間違うな
吐き出す排気ガスよりも癖のある私のrapのお味はどう?
同じ箱庭で飼い馴らされ いつの間にかこの場は派手に荒らされ
それでも私達は此処を愛し続ける 世界共通のHiphop Music
散り散りに分裂しては細胞の密度はスカスカで空虚な実態
鉛筆と命を削り尖る アイロニー製剃刀で寝首を狩る
寝言は寝ずにほざくスタンス 夜明けまで今宵三日月とダンス
ある意味これは悪魔のキッス a.k.a. we are the alkaholics.
[dam-t/hack]
生きる1個目の理由は初期衝動 2個目は中毒症状
[hook]
Funk, Jazz, Soul, Music!
そこから一歩踏み出す勇気
どんな音楽よりも羽ばたく自由に
We are Hip Hop Junkies!
[dam-t]
つまり航海士みたいなもんさ コンパスの針が誤動作する
時にはNice & Smoothみたいに無限の海をクルーズ
延々つみあげることを振り返らずループループ
言葉が音符に触れた キック、キック、ハイハット、スネア
愛してるなんて言葉じゃ足りない 今すぐ逢いたい
迷宮から連れ出して 新しい景色を見せてよ
[hack]
ベクトルの違いは冷静と情熱の間に新たな空間を見出す
スピーカーの爆音は唸り 覚醒する細胞を侵食するパラサイト
刻むリズムと産み出すライムを組み替えて作るルービックキューブ
不安定な天秤の様に揺れる心臓を突き刺すミュージック
[dam-t/hack]
生きる1個目の理由は初期衝動 2個目は中毒症状
[hook]
Funk, Jazz, Soul, Music!
そこから一歩踏み出す勇気
どんな音楽よりも羽ばたく自由に
We are Hip Hop Junkies!
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6. |
信愛
03:28
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[dam-t]
辿り着けるか踏み込む桃源郷
この一閃に賭けた冒険衝動
目を閉じた蒼い肖像から
生まれ出 盲目の修行僧
枯れた泉 百舌の囀り
航海図には黒い雨降り
水たまりは半透明
乱反射し膨張する可能性
月夜にぽつり、愛されたい
と呟いて結い上げる前髪
深々積もる切なさよ
晴れ渡る空よりも高くあれ
朝靄へ靠れ告別の時
景色を射切る紙飛行機
矢継ぎ早に継接ぎの想い
駆け巡る色彩は 貴女と御揃い
思い馳せれば遠ざかる
七色の雲は頭上高く
その先に風の着地点と
誰かが夢見た幻想
噛み締めた想いは須らく
死の瞬間よりも忘れ難く
信じ通すためにある愛
R.I.P. Samurai, Samurai...
[hook]
一秒先さえ暗中模索
詩人は現実の隅でもがく
暁に憂うは罪でもなく
詩人は窓ガラスに絵を描く
脆く 淡く 溶ける
張り巡らされた蜘蛛の巣を辿り笑う
風が吹き込む日はまた来る
それでも止まったままの風車
[hack]
未だに忘れられない記憶を辿り
碇を上げ旅立つ船乗りの様に
取り付く島も無く間もなく
うねる荒波に揉まれ藻屑となる
灯台の光が照らし出す輪郭をなぞるよう
羅針盤が行き先へナビゲート
雷鳴が響き青白い旋律を奏で
一瞬に魅了してしまう
あなたは稲妻の様に迸る
バシルーラの如く記憶さえも飛ばされてしまいそう
悪戯に過ぎる時を走るんだ
鼬ごっこの日々に沈黙の花束
逆転しだす太陽と月の競争
その倍凹凸に躓いては
夢から覚めることを繰り返し
この継ぎ接ぎだらけの愛を届けるよ
季節は巡り景色は変わったが
私の時計はあの場所で止まったままで
その一歩を踏み出す事を躊躇い
幻想から抜け出せずにトロイメライ
偽りや矛盾の多い世界の
草臥れた夜空に何を願う
張りぼてかのように星が霞むならば
一層雲隠れしこのまま消えてしまいたい
[hook]
一秒先さえ暗中模索
詩人は現実の隅でもがく
暁に憂うは罪でもなく
詩人は窓ガラスに絵を描く
脆く 淡く 溶ける
張り巡らされた蜘蛛の巣を辿り笑う
風が吹き込む日はまた来る
それでも止まったままの風車
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7. |
月夜のベルギーワッフル
04:43
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8. |
壊れた雨
05:14
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[intro]
また雨の日が続くのか
ハチミツのように甘く
香り深く、深いところまで僕を誘う
[verse1]
また、空から溶け出した涙 頭を抱え込んで書いた歌詞が
徐々に流れ落ち真っ白な紙に戻る様を何度も何度も見た
色画用紙に白のクレヨンで描いた一本の飛行機雲
さっきまでくっきりとまっすぐパイロットの軌跡を示していたのに
僕はというと未完成の高い塔の天辺 見えないところを見つめてる
とにかく今は書くしかないんだってあて先のない空っぽのモーションかける
遅かれ早かれ やってくる結末 加速する思案に追いつけず手付かず
投げ出したペンはついに折れてしまったのか また宙を舞う言葉たち
[hookx2]
fly away 大切な記憶、想いは全て
悲しみ溶けて虹が見えるまでに忘れて
[verse2]
くたびれた僕の体 どこまでいけるか 可能性の限りを尽くしたのか
ストーカーみたいにある意味不器用でも 伝えたい身振り手振りで
普段は絶対に泣かない僕も どうしてか君の前では泣いちゃうときも
追いかけて、追いかけるたびに転んで そんな僕も君だけが見ていた
キャンバスだけがクールな僕を知っている ステージでは僕はヒーローになれる
はずなのに、肝心なときには檻に入った死刑囚のように人生の傍観者
方角がわからない時に羅針盤に頼っているようじゃまだまだ
地図がない時は地図ではなく、絵の具を買って描いていくんだ
[hookx2]
fly away 大切な記憶、想いは全て
悲しみ溶けて虹が見えるまでに忘れて
[verse3]
傘もささずに買いに行く絵の具 小雨だし急げば、なんていって結局
帰りは土砂降りの雨の中を疾走 必要以上の焦燥感に盲目
傘を差した少女 すれ違い消息不明になったのは僕のほう
視界は空 体は90度 足場を過った直角のショベル
台無しのショーケース それでも君に届ける
涙ぐんで走り出した先に小さな影
雨の日は 光よりも影が 救いに なることをそこで知ったんだ
それでも僕は光が好きだから、自分で輝いてる君が好きだから
今日も雲の間を縫って 大好きな君に会いに行くのさ
[hook]
fly away 大切な記憶、想いは全て
悲しみ溶けて虹が見えるまでに忘れて
[outro]
雪の降らない街、雨の止まない街
バス停で雨宿り かみのけくるくるまちぼうけ
僕の知らない街 君が消えた街
剥がされてた時刻表 行き先は雨の中
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9. |
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10. |
メロディーの行方 feat. GiGi
04:04
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[hack]
舗装された道路上よりも発展途上の街並みの方が僕にはお似合いだ
のらりくらり秒針が刻むリズムチクタク 同じ暮らしの毎日を音揺られ
口ずさむ鼻唄 ガラクタに埋もれた部屋の中で生み出す音楽とコンタクト
消化不良起こすような嫌な思い出だって燃やしてしまうまるで焼却炉
昨日に振り回される今日はもう止めだ 曇った顔をすればほらまた大雨だ
ぼけた視界じゃ躓いてすぐリタイア 前進しよう明日はどっちだ?
何処かに落とした夢の欠片も色褪せたのならば拾い集め音色を取り戻そう
苦悩ばかり繰り返し枯れ果てた声と涙の分だけ心に潤いを!
[GiGi/hook]
オボロゲで黴臭いmelodyをくすね、
行方知れずのまま溶けていく。
もう、其処に居ないのに探してる。
影法師の奥 儚い光。
[DAM-T]
キラキラ流れ星の間を擦り抜け青い鳥は月気球を見て宙返り
着地点に咲いていた彼岸花の香りをその羽で包んで一休み
誰もが留守にする時間を彷徨い霞草を摘んではまたふかしてる
そんな後ろめたさの重さに耐え切れず 大きくなる翼の亀裂
それでもまだ花を摘むことを止めない“摘んでるうちならこの夢は覚めない”
羽ばたこうとして痛みを振り切り千切れそうになった羽の傷はもう手遅れさ
深夜の舞踏会が終わり音が止まったならば今度は光を取り戻そう
手のひらから溢れ零れ落ちた夢と笑顔の分だけ貴女に花束を!
[GiGi/hook]
オボロゲで黴臭いmelodyをくすね、
行方知れずのまま溶けていく。
もう、其処に居ないのに探してる。
影法師の奥 儚い光。
[hack]
ひび割れたコンクリート上踊る陽炎 "昨日"から逃れ"明日"を追いかけろ
待ち惚けのままで立ち止まった背中をそっと押してくれる君の名前はメロディ
電線は五線譜の様にビルの隙間を縫い上げる 音符の様にカラス達は羽根を休める
青い三日月の光が照らす足音のリズムは"今日"を奏でる旋律
[DAM-T]
また目が覚めた朝 汗にぬれた背中は それがきっと全て夢だから
月追いの都市から抜け出した君は自分のオーケストラを失った指揮者
公園の夜空に左手を浸して あの三日月を捕まえて
髪をおろしたらそれが本当の君さ 咲き誇れ真っ赤なブーゲンビリア
[GiGi/hook]
オボロゲで黴臭いmelodyをくすね、
行方知れずのまま溶けていく。
もう、其処に居ないのに探してる。
影法師の奥 儚い光。
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11. |
World's End
02:51
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[hack]
土砂降りの雨に打たれながら漕ぎ出すペダル ひたすら書き殴る文字はクレパスの様な
鮮やかな色彩とは程遠い HBで塗りつぶすモノクロ
今日は月も星も曇り空の向こう側 浮浪者かの様に風が街を吹き抜ける
今日もテルテル坊主の様にギリギリの場所で未だ密かに首吊って
もがいてる世界の生き辛い現状に意気消沈してしまいがちさ
天井に結ばれた紐を解いていざ旅立つ 留まる場所は此処じゃないことくらいは知ってる
孤独なイマジンで仄暗い街を打ち壊す音楽は踊る合鍵
さぁgood-bye!行くよ最終列車 いつかまた会おうsee you later!
[hook/dam-t]
灯火が消え 星ひとつ増え
街のざわめきが小さくなったのは明け方のせい
朝と夜が消え 海と波が増え
沈み行く宇宙船地球号 今からすぐ会いに行くよ
[dam-t]
最初から最後まですれ違ってそれでも後悔はしていないさ
罅割れたビルの谷間逃げ込んだ最中 この街の行方に逆らうことなく
また出会いと別れと、破壊と再生を繰り返しここにいるんだ
船が沈んでも終わらぬ演奏会に迷子の君をご招待
あの時僕が好きだった花は今でも窓際で咲いていますか?
灰褐色の喪失感に貴女はいまだに泣いているんですか?
初めてお互いの手が出した同意見は悲しくも"サヨナラ"だった
これで最後だ さぁGood-bye!もう逢えなくなるけどそれじゃまたね
[hook/dam-t]
灯火が消え 星ひとつ増え
街のざわめきが小さくなったのは明け方のせい
朝と夜が消え 海と波が増え
沈み行く宇宙船地球号 今からすぐ会いに行くよ
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